<目次>
1.コーチングとは
2.こんなセッションもありでは?
3.コーチングで得られるもの
4.コーチングとビジネスの現場
5.こんな人にコーチングを受けてほしい
1.コーチングとは
最近でこそ次第に市民権を得つつある「コーチング」。しかし、属人的な色彩が強く、俗に「コーチングの定義は、コーチが100人いれば100通りの言葉が存在する」と言われたりもしています。
コーチの語源は「馬車」。馬車は相手を目的地に連れて行くものであることから、コーチングとは「会話を通じて相手の目標達成を支援するもの」というのが、おそらくオフィシャルな定義でしょう。
一方で、この言葉には「なんかうさんくさい」「めんどくさそうだ」「赤の他人からエラそうに指導されるなんてゴメンだ」というようなマイナスイメージも少なからずあるように見受けています。私自身も「コーチング」という用語には、いわゆる上から目線等のニュアンスが垣間見え、あまり好きではありません。
そもそも本当に達成したい目標とは一体何なのか。かけがいのないものは何なのか。本来そこから会話を深めていく必要があります。
そしてまた、目標に向かって何をどうするのかというdoingばかりではなく、今の自分はどんなことを感じているのか、その目標を達成することによってどういう自分になりたいのか、といったbeingもとても大事です。
それはあなた自身が本当の自分と深い対話をすることに他なりません。私との会話がその手助けになればこれにまさる喜びはありません。「新たな気づきや行動変容につながる会話を一緒に創っていく」。これが私の考えるコーチングです。
2.こんなセッションもありでは?
<「コーチング」の考え方に基づいて、「コーチング」という言葉にとらわれずに、自由に会話を創造する>
「コーチングを受ける」というと妙に堅苦しい感じを受けられるかもしれません。
もっと肩の力を抜いて私と会話してみませんか?
コーチングの考え方に基づく私との会話は、あなたが主役の時間です。あなたの心の中にあるモヤモヤ、イライラなどを全部吐き出して、まずスッキリしてみましょう。そうしてあなたの心を占めていたものを整理できれば、新たなことを考えるスペースができます。
「相手が悪い」と思い込んできたけど、自分自身は本当にこれで良かったんだろうか。
「もうイヤだ。しんどい」と思ってきたけれど、それは自分で自分をそういうところに追い込んでいたのではないか。
「しょうがない」と思っていたけど、それは自分で作り出した幻影ではないか。
そんなふうに頭と心が切り替わるかもしれません。
少なくとも、眼の前の事実は変わらなくても、その見方や解釈を少し変えることで、自分自身の感情は大きく変わります。感情が変わればあなたのしあわせ感は変わります。
そんな感じで気楽に自由に私と会話を創造してみましょう。きっといいことがあるとお約束いたします。
3.コーチングで得られるもの
コーチングで得られるものにはいろんなものがありますが、たとえば次の3点はその代表かと思います。
1)相手との関係性の作り方について
コーチングは相手の存在や意志を尊重するコミュニケーション・スキルです。こういうコミュニケーションスタイルを取れるようになれば、相手との関係性の作り方は劇的飛躍的に向上します。私とのコーチングセッションは、ご自身のコミュニケーション力のブラッシュアップと相手との関係性の作り方を共に考える機会です。
2)自分自身の姿を知る〜違いを扱う
自分のことは自分が一番よくわかっている、と考えている人は少なくないと思いますが、本当にそうでしょうか。私たちは誰しも自分の側から物事を見て、自分の基準で判断をしています。そうしてそういう見方、基準が自分固有のものであることに普段あまり気がついていません。で、相手が自分とは違う見方や判断をした時に、「おかしい」「間違っている」と思いがちです。自分のものさしは何なのか、そしてそれは自分のものでしかないことを理解することが、相手との違いを扱う第一歩です。
また自分の姿を知ることのもうひとつの効用は、自分が相手や周りに与えている影響を知るということです。相手や周りに変化を起こすためには、自分の関わり方やアプローチを変えること。矢印を自分に向けて考えてみる、というのはとても重要です。
3)「枠」を外して考える
わたしたちは誰しも知らず知らずのうちにいろんな思い込みやとらわれ、決めつけの中に身をおいています。そしてまた「幽霊の正体みたり枯れ尾花」という言葉の通り、自分で勝手に幽霊を作り上げてしまっていることも少なくありません。「あるべき」思考癖・「ねばならない」症候群もそのひとつです。「むずかしい」「どうせ」「こうしかない」といった自己制限的な発想も同様です。私との会話を通じて、そうしたことを手放してもっと自由に身軽に生きる道を探しませんか。
4.コーチングとビジネスの現場
最近、コーチングを社内研修に取り入れる企業が増加傾向のようです。一方で、長年コーチングを導入していても会社が良くなっている実感を感じられないというケースも少なくないように見受けています。
これは、煎じ詰めると、何を目的としてコーチングを取り入れているのか、ということだと思います。
たとえば、ちょっと研修を受けただけで部下へのコーチングができるようになるか、というと、それは容易ではないでしょう。
また、実際の職場現場では、上司がジャッジをしたり指示をしたりということも必要で、実務解決のうえでコーチングが万能ではないという面もあると思います。
さらには「傾聴」の重要性は最近あちこちでよく言われていますが、「自分の意見を言わずに聞かなければならない」と考えてしまうと、窮屈感が強く滲み出し、結果的に相手との良好な関係性の構築にはつながらなかったりします。
こう考えてくると、コーチングを狭義で捉えずに、コーチング的な考え方やアプローチを自分なりに活用して職場を運営していくことがビジネスでは重要かつ有効ではないかと私は考えています。
コーチングは優れたコミュニケーションスキルだと私は断言いたします。
コーチングに触れ、その考え方を学ぶことは、ビジネスの職場・現場をよりよくしていくうえでで間違いなく有効だと思います。私との1on1コーチングセッションはそれを実感実体験できる場です。
noteというメディアにアップした小見も下記リンクから御覧頂ければ、誠に幸甚です。
https://note.com/nagaib61s83/n/n0c881a6baf45
5.こんな人にコーチングを受けてほしい
一人残らずあらゆる人が自分の人生を自分らしく生きる権利がありますし、そういう生き方をしてほしいと願っています。すなわち、すべての人にコーチングのニーズはあると思います。
が、私が主にやっている企業の中のことで考えてみれば、
・部下を持ち、職場の運営にあたっているマネージャー
・定年退職が近づいてきて、自分の今後を考えたい人
・結婚、出産などライフイベントの影響が大きく、選択肢が広がっている女性社員
・実力実績とも十分で、であるがゆえに裸の王様になりがちなトップの方
・頑張っているつもりなのに、成果や職場での評価があがらない方
などの方にはぜひ私との会話を試してみて頂ければと思います。